2010年11月22日月曜日

魔法の板の「魔法の力」~カプラであそぼう

11月20日(土)
生涯学習センターの主催事業、生涯学習フェスティバルが11月20日21日の両日ありました。
京都八幡こどものひろばは、昨年に続いて、市民ワークショップに「カプラであそぼう!」でエントリー、1階会議室でカプラで自由に遊んでもらうコーナーを開きました。

「カプラ」はフランス生まれの小さな1枚の板切れ、このカプラのキャッチフレーズは「魔法の板」
今回のカプラコーナーではまさしくカプラのその魔法ぶり、私たちの知っている以上の大きな力に気づきました。

さて、その大きな力とは。。。
 当日の遊びの様子をごらんいただきましょう。

   はじまりはそれぞれの親子が好きなものを作って、自由に遊んでいました。
   2才児さんとお父さん、お母さんと幼稚園児、小学生兄弟、などなど・・・・・・
   部屋いっぱいにいろんな作品が広がって、とても楽しそうですね。

    一人の少年がスタジアムを作り始めました。
    どんどん大きくなってくる。お姉ちゃんは横で自分の作品を作っています。
       スタジアムがどんどん高くなっていって、
      そのうちお姉ちゃん、弟の作品を手伝いだした。
 いすに登らないと届かない
かたわらで笑顔で見守っていたお父さんも 手伝いだした
 スタッフも手伝いだした
 周りであそんでいた、別の少年。気になってきた。
お父さんの一言、「君もよかったら手伝ってくれないか?」
その言葉で、むずむずしていた少年、一緒に仲間に入ったよ
椅子では足りなくて、机の上に乗って、どんどん高くなる
 あらあら、どんどん、周りの子たちもてつだいはじめた
大人は笑顔で見守ってます
 ああ、もうすぐ天井につくよ~
 あぶないあぶない、だけれどやめられない
机の上に椅子をのせ、
これでは危険と、大人たちが足場を支える
部屋にいる人全員が参加しだした
わ~い、天井に届いた、 拍手!
 記念撮影、やったね!
 さあ、このタワーどうしましょう!
他に遊びたい人も来たから、いっせ~の~でくずしてみよう!
下のほうのカプラを同時に抜いてみる。結構、頑丈です。何本か抜いたぐらいでは崩れない。
へぇ~!
もうちょっとダイナミックにさぁ、いくよ~!
 一瞬でガラガラガラ~ッとなだれのように崩れた!
その瞬間

 崩れた後の平穏、
不思議です、さっきまで、知らなかった子どもたち、
「家を作ろう!」と誰かが言い出し、こんどは一緒に相談しながら遊び始めました
 かたわらで、おちびちゃんがはじめて会った先のお父さんに手伝ってもらって、
自分のお船を作っています。
彼はおにいちゃんの作る様子をちらちらみながら技を磨き、2時間近くの間に驚くほどレベルアップしました。
お母さんは、子どもの相手をしながら、他のお母さんと親しそうにおしゃべりを始めて・・・

これがカプラの素敵なお話。
それぞれの遊びの中にも小さなエピソードがいっぱい。
次に続く・・・・

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